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歯の生え変わり

小児生え変わり

今回は娘の歯の生え変わりが始まったので、歯の萌出について少しお話します。

子供の歯は生後7~8か月ごろに下の前歯が最初に生え始めます。今回抜けた歯は生まれて初めて生えた歯となります。

稀に生まれた時から歯が生えていたり、逆になかなか生えてこないなんてこともあります。

その場合は歯科でレントゲンを撮り、歯の現状を確認する必要があります。

一般的には、子供の歯の萌出時期は以下の通りになります。

これは1988年の日本小児歯科学会のデータなのですが、おおむね上の表の時期に生えてくることが多いです。

多少個人差はありますので、乳歯の萌出時期は各々の体の成長によって前後することはあります。

6か月以上歯が生えてこなかったり、左右差、上下差があるようでしたら一度歯科で歯の状態を診てもらうのがよいかと思います。

子供の歯が大きな虫歯になってしまうと、大人の歯が並ぶためのスペースがなくなります。

そのため、低年齢でのケアはとても大切になります。

しっかりと虫歯にならないように、定期検診を含め、予防に努めることをお勧めします。

では次に、いつごろ子供の歯は生え変わるのでしょうか。

今回娘の抜けた歯は下の前歯なので1番という歯式になります。

通常6歳ごろに生えると言われていますが、我が子の場合は7歳になってから生えてきました。

おおよそ1年ほど遅れていることになります。

小学校の同級生の中でも遅い方だとは思います。顎も身体も小さいので将来的には歯並びが悪くなる可能性は高いと考えています。

将来的に矯正する可能性もありますが、現段階では未熟な口腔機能のトレーニングを行い、少しでも顎の成長を促せるようにしていきたいと思っております。

未熟な口腔機能には「あいうべ体操」なども効果的ですね。

あいうべ体操のやり方についてはこちらをご覧ください。

当院では矯正は行っておりませんが、相談は受け付けております。

また口腔機能の状態を調べ、トレーニングも行いますので、お気軽にご相談ください。